キャッシング体験談

自営業者の資金都合、つなぎ資金をカードローンで融通したい

zenizamurai262
自営業をしていれば「つなぎ資金」は度々必要になります。
そういう時、カードローンで切り抜けるというのは一つの選択肢でしょう。

事業者向けローンは確かに低金利で、金額もたくさん借りられます。
しかし、特に銀行の事業者向けローンは、審査に非常に時間がかかるんですね。

「事業計画書」などの作成もありますし、基本的に「ピンチの時の数十万円」のための融資ではなく、「長期的な計画に対する投資」のようなものなのです。

というわけで、普通のピンチの時はカードローンを利用したり、あるいはプロミス・アコムなどの消費者金融が提供しているビジネスローンを利用することになります。

ここではそれら、消費者金融が提供しているビジネスローン、そして、銀行が提供している「ライトな感覚で借りられるビジネスローン」についてまとめます。

【目次】

1.消費者金融が提供しているビジネスローンについて
1-1.一番のおすすめはプロミスの「自営業ローン」
1-2.自由な使い道なら、アコムの「ビジネスサポートカードローン」
1-3.不動産を担保にできるなら、アイフルの「事業サポートプラン」

2.銀行が提供する事業者向けローン
2-1.東京都民銀行「スモールビジネスローン」
2-2.横浜銀行「スーパービジネスローン」
2-3.三井住友銀行「ビジネスセレクトローン」

3.まとめ「事業者向けローンを生活費に使っているようでは、危険」


1.消費者金融が提供しているビジネスローンについて

1-1.一番のおすすめはプロミスの「自営業ローン」

消費者金融が提供している事業者向けローンの中で、一番おすすめはプロミスの「自営業ローン」。
理由は、断然低金利だからです。

プロミス・アイフル・アコムの提供するビジネスローンは、どれも「限度額300万円」。
そして、300万円までマックスで借りた時の金利は、下のようになっています。

  • プロミス…6.3%
  • アコム…12.0%
  • アイフル…12.775%

…という風です。
圧倒的にプロミスが安いということがわかるでしょう。
アイフルとアコムの半分の金利です。

「何か別の条件があるのではないか?」と思われるかも知れませんが、何もありません。
ちなみに、高い方(借入金額が小さい時)の金利は下のようになっています。

  • プロミス…17.8%
  • アコム…18.0%
  • アイフル…18.0%

これは通常通りです。
ビジネスローンでなくても普通のカードローンでも、それぞれの会社が設定している金利ですね。

この上限金利でも、やはりプロミスが一番安くなっています。
少しだけですが、「下限金利が安いからと言って、上限金利が高い」ということはない、ということですね。

どうしてプロミスだけがこんなに安いのか理由は不明ですが、消費者金融の事業者向けローンの中で、圧倒的なシェアを握ろうとしている…ということかも知れません。

1-2.自由な使い道なら、アコムの「ビジネスサポートカードローン」

アコムの「ビジネスサポートカードローン」のいい所は「使い道が完全自由」ということ。

アイフルの場合は「事業のみ」ですし、プロミスは「事業費・生活費」となっています。
しかし、アコムは「自由」とだけ書かれており、別に事業に使わなくてもいいわけです。

もちろん、事業に使うために借りるわけですし、使い道は自由でなくてもいいのですが、制限があるよりは、ない方が楽でいいでしょう。
たとえば事業で使うつもりだったけど、思ったより早くクライアントさんから入金が来て、つなぎ資金が必要なくなった…。

というような時も、その余ったお金を、個人的に必要な場面に使うことができます。
(もちろん、借金なのであまり使わない方がいいとは思いますが)

何にせよ、制限があるより自由な方がいい、というのは確かです。
その点で、使い道自由な事業者向けローンで借りたい、という方にはアコムがおすすめです。

1-3.不動産を担保にできるなら、アイフルの「事業サポートプラン」

アイフルのビジネスローンは「事業サポートプラン」と言います。
これはプロミス・アコムと違い2種類から選べるのがメリット。

  • 無担保ローン
  • 不動産担保ローン

の2種類です。
無担保ローンの方が、プロミス・アコムとほぼ同じ条件。
普通のアイフルのカードローンと同じような感覚で使うことができます。

これについてはプロミス・アコムとの違いがあまりないのですが、不動産担保ローンは、明らかに違います。
というのは「借入限度額が大きい」ということ。

不動産を担保にしているので当然ですが、最大で1億円借りられます。
最小は100万円からなので、別にそこまで大金を借りなくてもいい、という方でも使えます。

不動産を担保にする分、審査に申し込みやすいですし「できるだけ早く借りたい」「そして、不動産も持っている」という方にはおすすめです。

不動産は、会社名義でなくても、代表者の名義であればほぼOK。
なので、たとえば持家などがある方は、かなり申し込みやすいでしょう。

「不動産担保のローンなら、銀行の方がいいんじゃない?」という声もありそうです。
確かに、金利は断然銀行の方が安いでしょう。

しかし、その分審査に時間がかかります。
また、審査の難易度自体も高いです。

なので、急ぎでまとまったお金を用意する必要がある、という時はアイフルの不動産担保ローンの方がいいでしょう。

2.銀行が提供する事業者向けローン

2-1.東京都民銀行「スモールビジネスローン」

銀行のビジネスローンというと、規模の大きいイメージがあると思います。
しかし、東京都民銀行のこの「スモールビジネスローン」は、名前通り個人事業主など、スモールビジネスをしている方を、メインのターゲットにしています。

融資の金額は50万円~1000万円。
「月商の範囲内」という制限があります。

月商は平均で出すのか最大値で出すのかはわかりませんが、平均と、おそらく直近を重視するでしょう。
「設立から2年経っている」「従業員30人未満」「青色申告をしている」などの条件で、特に難しいことはありません。

事業を始めてすぐの頃は特に資金が必要ですが、そういう方の場合は「設立から2年」の条件で引っかかるでしょう。
しかし、これは他の銀行の事業者向けローンでもよくあることです。

(東京都民銀行だけが厳しいわけではありません)

2-2.横浜銀行「スーパービジネスローン」

横浜銀行の事業者向けローンは、一転して規模が大きくなります。
無担保でも、最大5000万円まで融資可能。
かなり本格的な事業資金となっています。

条件は「業歴2年以上」「確定申告2期以上」「借り入れや税金の延滞がない」「法人であること」「不動産業・パチンコ業など、特定の業種でないこと」…などです。
見た感じ、これらの条件はそれほど厳しくはありません。

あとは、当然ですが月商がいくらか、資本金がいくらか…などの一番の本質の部分でしょう。
これらの条件さえしっかりしていれば、金利「2.85%程度」で借りられる、非常に魅力的なビジネスローンです。

2-3.三井住友銀行「ビジネスセレクトローン」

最後に紹介するのは、メガバンクである三井住友銀行のビジネスローン。
三井住友銀行だけあって「最大1億円」と大きいです。

金利は2.125%~ということで、もっと高くなるのが普通でしょう。
1億円借りた場合は、この金利になる…ということのようです。

代表者の連帯保証は必要ですが、それ以外の保証人は不要。
その他の条件は「業歴2年以上」「最新の決算で、債務超過でないこと」「申し込みの時点で、税金の滞納がない」「三井住友銀行と取引可能な地域に所在地がある」

…ということです。
最後の条件は余裕でしょう。

どの銀行の事業者向けローンを見ても「業歴2年」「赤字・債務がない」「税金の滞納がない」という条件でOKと言えます。
あとはやはり、先にも書いた通り月商や資本金、事業の実績という「普通のビジネスでも一番重要な部分」です。

結局、何でも裏技のようなものは存在しません。
銀行のビジネスローンを利用するにも「会社としてしっかりしている」ということが、何よりも大事なのだと痛感します。

3.まとめ「事業者向けローンを生活費に使っているようでは、危険」

当たり前ですが、これらの事業者向けローンを借りて、生活費に使っているという状態は、やはり危険です。
事業者向けローンは貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)なので、すでに個人で「年収の3分の1まで」借りている人が、この方法で借りることがあるんですね。

お金に困っている時は、確かに何らかの方法でそのピンチをしのぐ必要があるでしょう。
しかし、その状態はできるだけ早く脱出しなくてはいけません。

すでに個人で貸金業法第13条の2第2項の規定に引っかかるくらい借りている、という時点でもかなりピンチですから、その自覚を持って、一心不乱にビジネスをする必要があります。
ビジネスの固定費がかかりすぎて、それで利益が出ないというなら、思い切って業種を転換するということも必要でしょう。

松下幸之助は「商売は必ず儲かる」という名言を残していますが、儲からないということは、何かが間違っている、ということなのです。
(社会に求められていない、ということです)

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