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キャッシングの返済、端数はどうする?無利息残高って何?
返済の最後の端数はどうするかは前もって考えておくのがよさそうぜよ。銀行引き落としがおすすめやき。
キャッシングの返済は基本1000円単位ずつ。しかし、利息は細かく1円単位でついていきます。となると、最終的に端数が残るんじゃ!?端数の返済はどうしたらいいの?完済間近になると気になる「返済の端数について」詳しく見ていきましょう!
端数の扱いに関してはいくつかのパターンがありますので、よくあるパターンを紹介しながら全体像を見ていきましょう。
なぜ端数が残る?キャッシングの返済の仕方
キャッシングを利用する際には初回の申し込みであってもその後繰り返しの利用であっても、ある程度まとまったお金を借りてその後、分割で返済をしていく事になります。一括返済ができるような人もいるようですが、多くの場合で分割返済を行っていきますよね。しかしこの分割返済を行っていく中で元金に応じて金利が発生してきますから、最終的な返済金額がピタリと割り切れるものではなく、細かい端数が出てしまうことがあります。
コンビニATM/金融機関/窓口で端数の支払いは可能?
コンビニでの支払いは小銭を振り込めません。
コンビニの場合小銭などを振り込むことができませんので端数の支払いは出来ません。では、各キャッシングサービスの無人契約機のATMはどうでしょうか?無人契約機での端数の取り扱いは対応しているところと、そうでないところがありますのでご注意ください。それぞれの返済方法をまとめてみました。
返済方法 | 端数の取り扱い |
---|---|
コンビニATM | 小銭の取り扱い不可 |
無人契約機(ATM) | 業者によっては対応可 |
銀行振り込み | 小銭の振込対応可 |
人のいる窓口 | 対応可 |
「銀行の自動引き落とし」を設定しておけば最後の端数も自動的に引き落とされますので全く問題ありません。ですが、ATMや銀行などから振込み対応している方はちょっと注意が必要です。最終的な端数が残った場合の対処法は以下の3つになります。
- 小銭対応可能な方法で支払う
- 1000円をATMで振り込んでおつりを銀行振り込みしてもらう
- 無利息残高扱い
2つ目の「1000円をATMで振り込んでおつりを銀行振り込みしてもらう」と「無利息残高扱い」というのがちょっと何のことがわかりませんね。この2つについて詳しく見ていきましょうか。
1000円をATMで振り込んでおつりを銀行振り込みしてもらう
端数が例えば312円残ったとした場合で考えてみましょう。コンビニのATMや無人契約機のATMは基本的に1000円単位での取り扱いになりますので、まず、1000円をATMから振り込んで完済します。すると、688円余分に支払ったことになりますよね。キャッシング会社の多くはこの688円の部分を指定の口座に銀行振り込みをしてくれます。振込先の連絡などのやり取りも発生しますので、まぁ正直面倒くさいかなぁというのがあります。
無利息残高扱い 利息も返済も求められない残高。
「無利息残高」はちょっと聞きなれない単語ですね。無利息残高とは“利息・手数料もかからない支払期限も設定しない残高”のことです。ATMから1000円単位で返済をしていって、最後に1000円未満の金額が残った場合は「無利息残高」扱いとなって、利息も付かない、返済期限もないただの残高という扱いになります。無利息残高は返済を求められることはないのですが、次にキャッシングを利用した時に残高にプラスされます。
例えば、最後に無利息残高で600円残って、次に借り入れを10万円したとしたら、10万600円の借入から返済のスタートになります。無利息残高は“完済ではないけど残高はないもの”として扱われるので、次回利用時までそのままにしておけばいいのですが、正直やっぱりちょっと気分的にいいものではありません。最後はやはりしっかり返済しておきたいです。
返済を上手に行っていくために。ネットバンクのススメ
小規模事業者なども、銀行振込による決済を受け付けてくれている金融機関が多くなってきていますが、金融機関によって振込みをする際のやっかいなのは手数料ですよね。通常は銀行振り込みの場合手数料が必要になるので、この手数料を含めた上で返済の金額を計算していくようにしなければなりません。また、提携コンビニATM等で返済することができるキャッシングも増えてきましたが、このようなキャッシングの場合には、端数が残ってしまったり、どのように最終的な支払いをするのと良いのかと悩んでしまう人もいるでしょう。
というわけで、おススメなのは手数料が無料のネットバンクによる振り込みです。銀行窓口が閉まってしまう時間でもインターネットバンキングであれば翌日の振込み予約などができるため、前もって予約をしておくことで返済期日に間に合うように振込みをすることが可能です。
こうしたサービスを上手に利用しながら最後の端数を支払うことができますし、無人契約機に足を運ぶことに抵抗を感じている人でも安心して最後までお金を返済していかれるのではないでしょうか。
他行への振込手数料無料があるネットバンク一覧
ネットバンク | 無料振込の回数/月 |
---|---|
住信SBIネット銀行 | 無条件で3回まで無料 |
楽天銀行 | 給与振込か年金受取り口座に指定することで、月3回まで無料 |
ジャパンネット銀行 | 前月中の預金平均残高(円普通預金、円定期預金)が3,000万円以上の場合、月5回まで無料 |
住信SBIネット銀行は無条件で3回の無料振り込みがついているので、この条件に限って言えば圧倒的にお勧めです。楽天銀行も給与や年金の振込、いわゆるメインバンクとして使えば良さそうです。個人的にはネット銀行といえば、ジャパンネット銀行というイメージがあったので、一番期待していたのですが、ジャパンネット銀行の条件は現実的にちょっと難しそうでしょうか。うーん、残念です。
というわけで、ネット銀行の利用はおすすめです!絶対に自動契約機や窓口に足を運ばなければならないと言う決まりはありませんから、まずはお金を借りる際に最後の端数の支払い方法についても確認してみると良いかもしれません。