消費者金融基礎
学生でもアルバイトしていればカードローン審査に通るのか?
アルバイトも安定した収入として認められるんじゃ。学生でもアルバイトしている奴なら安心して申し込んだらよか!
学生でもアルバイトをしていればカードローンでの借り入れは可能です。
金額はもちろん社会人の方より少なくなりますが、それでも審査自体は問題なく通ります。
消費者金融ならすべて「20才以上」「バイト収入あり」という条件でOK。
銀行カードローンの場合、一部「学生不可」という所もあります。
また、銀行によっては「親権者の同意書が必要」ということもあります。
この場合親バレ必須なので、親に内緒で借りたいという学生さんは、そういう銀行カードローンは避けて申し込んだ方がいいでしょう。
【目次】
1.学生のカードローンの申し込みと審査について
1-1.審査の時に必要な書類は?学生証はいる?
1-2.学生専用ローンと普通のカードローン、どっちがいい?
1-3.学生だと、消費者金融の金利が安くなったりする?
2.学生のキャッシングの収入と限度額について
2-1.アルバイト収入が月いくらあれば借りられる?
2-2.学生の場合、最大でいくらまで融資可能?
1.学生のカードローンの申し込みと審査について
1-1.審査の時に必要な書類は?学生証はいる?
審査の時に必要な書類は、ほとんどの場合「本人確認書類」のみです。
つまり運転免許証や保険証、パスポートが出せればOKです。
それ以外の書類は基本的にいりません。
収入証明書も不要ですし、学生証も要りません。
学生証は、学生専用ローンの場合は必要です。
しかし、普通の消費者金融や銀行カードローンの場合は、学生だからといって特別扱いされることはないので、特に必要ありません。
収入証明書については、消費者金融なら50万円までは不要、銀行カードローンなら100万円~300万円までは不要となっています。
(大抵の銀行カードローンは300万円まで不要です)
しかし、学生の場合50万円でも借りられることは少ないので、収入証明書が必要になることは「ほぼない」と思っていいでしょう。
(ただ、これまでの信用情報や、今の借入状況から判断して、信用度が低いと思われた場合は、収入証明書が必要になることもあります)
1-2.学生専用ローンと普通のカードローン、どっちがいい?
これは断然、普通のカードローンです。
理由は「借入・返済をすべてカードでできる」ということ。
学生専用ローンを提供しているのは、すべて中小業者です。
中小業者はローンカード(キャッシュカードのようなもの)を発行していないし、していても対応しているコンビニ・銀行のATMが少ないです。
(手数料無料で使える所が、ほとんどありません)
これに対して、大手のカードローンの場合、コンビニ・銀行のATMはすべて使えますし、手数料無料の所も多いです。
なので、借入・返済が気軽にできるんですね。
私が学生時代に借り入れしていた学生ローン。
ここは借入・返済のたびに事前に電話する必要がありました。
つまり、たとえば2000円だけ余裕があるので、返済しよう…というのができないんですね。
やってもいいですが「2000円返済したいのですが…」などとは、電話で言いにくいのです。
最低でも5000円貯まってからでないと返済できなかったので、返済が自然と遅れました。
もちろん、そのせいだけではないのですが、もっと借入・返済がしやすかったら、早く返済できたというのも事実です。
学生専用ローンだからといって、金利が安くなったりしません。
限度額も変わらず、メリットは基本的にないので、それだったら借入・返済が便利な大手のカードローンを利用した方がいい、ということです。
1-3.学生だと、消費者金融の金利が安くなったりする?
学生のキャッシングでも、消費者金融や銀行カードローンの金利が安くなる…ということはありません。
さっき書いた学生専用ローンでもそうですし、学生専用でない、普通のプロミス・アコムなどの金利も同じです。
基本的に、キャッシングの世界で学生が特別扱いされることはありません。
銀行カードローンで「学生不可」になるという意味での特別扱いはありますが、普通のサービスの学割のように、優遇されることはないのです。
私が最初に手を出した消費者金融は、先ほど書いた学生専用ローンだったのですが、この時もよく調べず「多分学割があるんだろう」と思っていました。
後々調べて、全然消費者金融と金利が変わらないと知った時、勉強するって大事だなと思ったものです。
(特にお金の勉強が)
2.学生のキャッシングの収入と限度額について
2-1.アルバイト収入が月いくらあれば借りられる?
学生のアルバイト収入については「月いくらあればOK」という審査の基準はありません。
しかし「大体月5万円」です。
というのは、月5万円あれば年収60万円ということ。
貸金業法の貸金業法第13条の2第2項の規定というルールでは「年収の3分の1まで借りられる」となっているので、この場合「20万円まで」借りられるわけです。
つまり、月5万円あれば、とりあえず10万円~20万円借りるには十分な年収のはずなんですね(理論上は)。
もちろん、そのバイトの勤続年数にもよりますし、学生本人のこれまでのキャッシング歴など、ありとあらゆる情報が絡んできます。
なので一概には言えませんが、年収以外のすべての情報を取り除いたら、とりあえず月5万円あれば、10万円や20万円借りるには、問題ないはずなのです。
実際、月5万円程度のアルバイト収入でキャッシングの審査に通ったという体験談は多いです。
ただ、この場合学生ということで信用度が低いため、限度額は月10万円から始まるということが多いようです。
(私もプロミスの借り入れは月10万円から始まりました。学生専用ローンは父親の年収を聞かれて、父親が年収1500万円を超えていたので、最初から月30万円貸してもらえました)
2-2.学生の場合、最大でいくらまで融資可能?
最初に設定される借入限度額は、ここまで書いた通り「10万円」が多いです。
多くても30万円というところでしょう。
しかし、当然ですがその限度額がずっと続くわけではありません。
遅れずに返済して、返済実績を積み重ねることで、徐々に増額されていきます。
学生ということで増額のペースも会社員の人よりは遅いでしょう。
しかし、自宅情報なども信用度が高く、総合的にクレジットスコアが高い学生であれば、どんどん限度額が増額されることはありえます。
実際、学生時代にクレジットカードのショッピング枠が60万円まで行ったという人は、私の友達の中にもいます。
これも別に、それほど珍しい例ではないと思います。
(よく買い物する学生の場合、このくらいゴロゴロいるでしょう)
というわけで、最大の限度額は「人による」のですが、とりあえず最初の限度額は「10万円~30万円」程度と思ってください。
3.まとめ「少額のうちに一気に完済する習慣をつける」
学生時代のように、若い頃の経験というのは習慣になりやすいものです。
なので、学生時代にキャッシングになれてしまうと、大人になってからも借金で問題を解決しよう…という癖がついてしまいます。
学生時代にキャッシングをするのは、社会経験の一つとしては悪くありません。
しかし、借り入れが少額のうちに急いで完済し、利息をほとんど払わずに決着をつける…という習慣をつけてください。
私も学生時代から多重債務者になりましたが、その経験からいうと、多重債務を抱えている人というのは、すべての行動が遅いものです。
逆に言うと、借金をさっさと片付けられる人というのは、すべての行動が早く、うまくいくものです。
つまり、借金の返済のために、しっかり生きるのではないのです。
仕事・恋愛・趣味など、すべての自分の人生を充実させるために、しっかりした生活をするのです。
…ということを意識して、借り入れしたらすぐに完済するようにしてください。
消費よりも、自分が人に与えて、報酬をもらうということに、喜びを感じることをおすすめします。