プロミスの3秒診断（仮審査）ってどんなもの？簡単借入チェックに挑戦！

プロミスの仮審査はどこまで正確か

プロミスの3秒診断（仮審査）は、大手の消費者金融が提供する借入診断の中では、一番正確な結果を出してくれます。
というのは、他の消費者金融と違い「年収の3分の1ぴったりまで借入可能」という結果は出ないからです。

これだけだと意味がわからないと思うので、具体的な数字を出して説明します。

年収の3分の1ジャストの数字というのは？

たとえば年収600万円の時、年収の3分の1は「200万円」。
つまり、200万円ジャストまでは借りられる、ということ。

逆に言えば、他社ですでに200万円まで借りている場合は、プロミスではもう一円も借りられないわけですね。
なので、他社借入総額を「200万円」と答えたら、3秒診断でも「融資不可」という結果にならなければいけないのです。

プロミスだと、そうなります。
システムの変更が今後あるかも知れませんが、大体195万円まではOKで、196万円から融資不可となります。

これが、他の消費者金融だと違います。
「他社借入総額200万円」と入力しても「ご融資可能と思われます」と出るのです。

アコムの借入診断の限度額は異常

さらに改善が必要と思われるのはアコムで、何と「他社借入…800万円」まで「ご融資可能と思われます」と出ます。
何がおかしいかというと、アコムの最高限度額が500万円なのです。
アコムの最大限度額すらすでに超えているのに、それでも「ご融資可能と思われます」と出るわけですね。

このように、プロミス以外の他社の借入診断は、結構適当です。
その点、プロミスの3秒診断はかなりしっかり本審査に近い結果を出してくれます。

借入診断の充実は、会社の信用の証

個人的に、借入診断自体はそれほど重要ではないと思っています。
どうせ少ない審査項目で判断できるレベルなどたかが知れていますし、あくまで参考程度でしょう。

しかし、重要なことは「借入診断がしっかりしている会社は、会社として信用できる」ということ。
アコムは信用できる業者ですし、三菱ＵＦＪ銀行のカードローンの保証会社（審査を担当）しているくらいですから、疑ってはいません。

しかし、先に書いた借入診断の内容を見ると、アコムに対する信頼が、鉄壁とはいえないものになってしまいます。
（誰だってそうでしょう）

そういう点でプロミスの借入診断で正確な結果が出ることは、プロミス自体が信用できる消費者金融、ということで意味があると思います。
（借入診断の一番の意味は、そうして業者の信用性を判断することだと思います）

実際の審査結果はどう決まるのか？

ここまで書いた通り、借入診断の結果というのはあくまで参考程度です。
実際の本審査は、年収や借入総額だけでは決まりません。

まず一番重要なのは「個人信用情報」です。
これまでのその人のキャッシング歴ですね。
キャッシングだけでなくクレジットカード・分割払いなど、すべての借金に関する履歴が、ここで管理されています。

この個人信用情報でクレジットカードの強制解約などの事故情報が記録されている人は、当然審査で不利になります。
特にカードローンの強制退会などは、カードローンの審査ではブラックリスト入りとされていて、5年～10年は審査に通りません。

他にも自己破産・個人再生・任意整理・代位弁済など、あらゆる事故情報が審査でマイナスとなります。
これらの要素がある場合、プロミスに限らずどの消費者金融でも審査に落ちます。

いい返済履歴は、審査で有利になる

ここまでは個人信用情報によって審査落ちするケースを書いてきましたが、もちろんプラスになることもあります。
これまで遅延なく返済している人、とくにたくさん借りてたくさん返済している人は、クレジットスコアがとても高くなっています。

クレジットスコアというのは、その人のこれまでのキャッシング歴（クレジットヒストリー）を点数化したもの。
借り入れをしたことがない人よりも、「たくさん借りて、たくさん返済している（遅れずに返済している）」人の方が評価されるんですね。

…というように、キャッシング審査では個人信用情報が何よりも重要なのですが、借入診断・お試し診断ではそれが考慮されません。
ということで、あくまで参考程度の、文字通りお試しの審査と考えてください。